Ibanez ROADSTAR Ⅱ [ギター]
Ibanez
ROADSTAR Ⅱ
Made in Japan
1985年頃新品購入
星野楽器のブランドで、当時イバニーズと呼ばれていたアイバニーズ。
当時、デストロイヤーを使って以来絶大なる信頼をおいていた。
入試で上京した折、御茶ノ水の楽器屋で購入。
もちろん親には内緒で企てていたのだが、試験からギター抱えて帰ってきたらば
そりゃもう、何をやっておるのか!と怒られたこと怒られたこと。
デストロイヤーの仕様で輸出向けに開発されたROCKET ROLL Ⅱも気になっていたんだけど、
ブラッドギルスみたいなギターをやってみたいな・・・ということでロック式トレモロ搭載のこれを選んだ。
写真ではわかりづらいけど、綺麗な木目が浮いている。
もう10年以上使っていない・・・弦も当時のまま。
■2ボリューム1トーン
ボリュームは各々、ノブをタップ(押し込む)することでフロント/リアの PU(ピックアップ)を
ハムバッキングとシングルに切り替えることができる。
■トレモロユニット
弦は、止め具(ボールエンド)の付いていない方を差し込んでネジで閉める。
チューニングをしてロックした後、各サドルの上についているつまみ(ファインチューナー)で音程を微調整。
アームは、差し込むとプラスティックのパッキンでゆるく固定される。
ヘッド側のロック。
弦を張り替えて一度なじめばほとんど狂いは生じない。
※余談ですが・・・
トレモロといえば、最初に手にしたエレキ。それは無名ブランドのストラト。
トレモロアームの効果は知っていたものの使い方がいまいちわかっていなくて、
ボディと水平に動かしていた!クイクイっと。
それでもなんとなく音程がゆらゆらするので満足していたんですね。。
ほんとはボディに向かって押し込んだり引っ張りあげたりするんですね。グイグイと。
まさかそんな無茶なことをするとは夢にも思わず。だって壊れるじゃないか。
そんな、無茶だが正しい使い方がわかったのはヤングギターのリッチーブラックモア特集かなんかであろうか。
その無名のストラトで初めて人前で披露したのは、お盆で集まった親戚の前で弾いた
ツッパリHigh School Rock'n Roll(登校編)
ゲラゲラ。
それもヤングギターにスコアが載っていたのだった。
背面。
赤いLEDはなんだったんだっけ?
ボディのカーブもニクイ。
■エピソード
一番うえの写真を見ると、ミニジャックが付いているのがわかる。
これは後で自分で付けたのだけど、いまやなんのジャックなのかわからない(笑)
ジャックではなく、同じ場所にミニスイッチをつけていたこともある。
これは、FMを使ったワイヤレスシステム(イシバシ楽器オリジナル)を内臓してみたとき。
背面のLEDはこのなごりだ。
実は、このギターは一度盗まれたことがある。学校の部室から。
その後、学校の後輩の通報で近所の中古屋さんで売られていることがわかった。
楽器屋さんに行くと「ブースター内臓」と書かれて2万円くらいで売られていた。
これはブースターではなく、ワイヤレスシステムだ
と店員に話して、盗品であることを主張。犯人の苗字だけ教えてもらうことができた。
部室で無くなったことから一悶着二悶着あり、部の予算から買い戻してもらった。
今でもその時の関係者と年に一回くらい会う機会があって、ちょっとイヤだ。
■と、言うことで
現存するなかで最も付き合いの長いギター。
そろそろ弦を張り替えよう。かな。
ギターコレクション
おー、人に歴史あり、ギターに歴史あり・・・ですね。
by ベアトラック (2007-06-30 17:07)
故に手放せなくって困っちゃうんですよね。。(笑)
by 阿佐谷テルヲ (2007-06-30 17:26)